JA中野市との共同研究により育成した品種です。
JA中野市との共同研究では、これまでに「SR12」などのJA中野市の主力品種を作り出してきました。SR12と中間育種素材との交配を重ねた結果、平成25年度に茎が太く、高収量性で、通常よりも高い温度での培養に耐性のある「TR19」を育成しました。平成27年9月に品種登録出願を行い、令和2年8月14日に登録されました。
生育が早いためiQ2に比べると抑制が効きにくく、ワンルーム栽培の方が管理しやすい品種です。以下のような特徴があります。
現在のJA中野市の主力品種であり、県内では今のところJA中野市のみで使用されています。エノキタケの生産規模からすると現状国内で最も多く作られている品種です。