長野県農産物の付加価値を高める新たな加工技術の開発に取り組んでいます。代表的な食品加工技術をご紹介します。
「酵素剥皮」は従来の剥皮技術とは異なり、果実本来の特性を活かしたまま皮を剥くことができる技術です。当研究所では、大学・研究機関との共同研究により、幅広い品目に適用の幅を拡げています。既存の設備も活かしつつ、加工の手間がかからない酵素剥皮技術についてはこちらをご覧ください。
食品の乾燥加工はさまざまな技術が存在しますが、実は、品目やその特性に合わせた最適な加工をすることは簡単ではありません。当研究所では、独自で特許を持つ製法の導入支援のほか、乾燥工程の条件出しから生産後の品質保持方法まで一貫してサポートいたします。
平成27年より施行された機能性表示食品制度により、生鮮食品の機能性表示による高付加価値化のニーズが高まっています。農工研は、リンゴに含まれる機能性成分であるリンゴ由来プロシアニジンについて、特許を有する農研機構から許諾を受けた信頼性と精度の高い分析で、リンゴの機能性表示食品の開発をサポートします。
酵素剥皮や果実・野菜の乾燥加工のノウハウをまとめた資料をPDFで配信しています。
環境負荷が少なく、青果物の品質を維持する酵素剥皮技術。品目ごとの条件出しから実用化に向けた課題の洗い出しまでサポートいたします。
品目ごとに色調や食感のコントロールから、乾燥前後の工程を含めて、一貫したサポートをいたします。
農産物での課題やお困りごとなどお聞かせください。