農産物の品質・安全性評価
長野県農産物の安全性を確保するため、
残留農薬分析や土壌・水などの環境分析、長野県農産物の細菌検査などを行なっています。
対応領域
残留農薬分析の分野でISO/IEC 17025:2017を取得し、様々な農薬を対象に信頼性の高い分析を行うことで、長野県農産物の安全性を確保しています。
また、土壌や水などの環境分析、長野県内の各A・コープ店舗や長野県産農産物の細菌検査を実施し、安全性を確認しています。
- 農産物の残留農薬分析
- 水や土壌などの環境分析
- 食品の安全性・微生物検査
- 米のDNA品種判別検査
- 放射性物質のスクリーニング検査
注)上記にあります残留農薬分析、環境分析、微生物検査、DNA品種判別検査、放射性物質スクリーニング検査については、JAおよび関連組織からの依頼対応のみとなっております。それ以外の方からのご依頼は承っておりません。
農産物の残留農薬分析
残留農薬分析とは文字通り、サンプル中に農薬がどの程度残っているかを調べるために行われる分析のことです。当研究所では、食品衛生法や環境基本法などに基づいた基準値超過の「監視」を目的とした分析を行っています。
GC-MS/MS(ガスクロマトグラフ/タンデム四重極型質量分析計)、LC-MS/MS(高速液体クロマトグラフ/タンデム四重極型質量分析計)を使用し、作物ごとに約200成分の残留農薬分析の実施が可能です。
食品の安全性・微生物検査
長野県内の各A・コープ店舗の細菌検査および長野県農畜産物の細菌検査を実施して、安全性を確認しています。
米のDNA品種判別検査
県内産の水稲玄米について、PCR法によりDNA品種判別試験を行い、品種を判別しています。
放射性物質のスクリーニング検査
県内農産物の放射性スクリーニング検査を行い、安全性を確認しています。
- 農工研の役割