農産物の生産支援
高品質で産地の環境に適した花きやきのこの
優良品種研究開発に取り組んでいます。
対応領域
産地の気候や標高など、環境に合った特性を持った品種育成やその栽培法の確立を目指して調査研究を行っています。交配や栽培試験を重ねて、高品質な品種を生産者の皆さまに提供することで生産を支援しており、きのこや花きなど、育成者権を持つオリジナル品種も有しています。
- 花きの優良品種育成・バイテク技術による生産支援
- きのこの優良品種育成
- きのこの栽培技術確立・培地開発
花きの優良品種育成・バイテク技術による生産支援
トルコギキョウやリンドウなどの花きについて、交配による新規素材の作出や葯・花粉培養などのバイテク技術による純系作出、肺珠培養による種間雑種作出、大量増殖のための培養手法などの研究を行っています。こうした研究により、産地の環境に適した優良品種を開発し、種苗生産を支援しています。
きのこの優良品種育成
優良品種育成のため、国内外の野生きのこ(エノキタケ、ブナシメジなど)を採集し、育種素材株の収集・保存をしています。また、採集した野生きのこの栽培を行い、優良な形質を持つものを育種素材として選抜し、交配育種により優良品種を育成しています。
きのこの栽培技術確立・培地開発
エノキタケやブナシメジなどの育成品種に合った栽培技術を確立するとともに、生産性の向上やコスト低減を図ることができる栽培技術の開発を行っています。
また、高品質・高収量のきのこが得られるよう、新たな基材や栄養材を使った培地開発にも取り組んでいます。
- 農工研の役割